maxonエンコーダコネクタ(DIN41651/EN60603-13)の嵌合相手について
maxonのエンコーダの多くは、「DIN41651 / EN60603-13」規格のコネクタがあらかじめ取り付けられておりますが、これの嵌合相手の一例をご紹介いたします。
なお本コラムは、機能や動作をmaxonが保証するものではないことを予めご了承ください。
- 現在のmaxon ENXエンコーダ、 ENXエンコーダなどに使われてれいるコネクタの嵌合相手
(TE Connectivity :1-215915-0 の嵌合相手)
例1-1:TE Connectivity社: 5104338-1 基板接続用ピンヘッダ 10極 2.54mm 2列
例1-2:3M社
N2510-6002など 2510-5002など N2510-6VOCなど
(ストレートタイプ) (ライトアングルタイプ) (SMTタイプ)
※3M社のN2510シリーズは、別売りのコネクタリテーナー「3505-8010」を使うことによって、コネクタ抜けを防止することができます。(maxonでは販売しておりません)
N2510-6VOCとリテーナー「3505-8010」の組合せ
例1-3:Omron社:XG4E-1032
MIL規格(MIL-C-83503)に準拠で、フラットケーブルを圧接結線してハーネスするタイプのコネクタです。
10線のフラットケーブルの中継用(延長用)として使うことができます。
- 現在のmaxon HEDLエンコーダ、AEDLエンコーダに使われてれいるコネクタの嵌合相手
(Amphenol ICC(FCI) :66564-810LF の嵌合相手)
例2-1:Amphenol ICC(FCI) 社
75869-101LFなど 75867-101LFなど
例2-2:3M社(例1-2と同じものです)
N2510-6002など 2510-5002など N2510-6VOCなど
(ストレートタイプ) (ライトアングルタイプ) (SMTタイプ)
※3M社のN2510シリーズは、別売りのコネクタリテーナー「3505-8110」を使うことによって、コネクタ抜けを防止することができます。(maxonでは販売しておりません。 ただし、「520859_EPOS4コネクタセット」には、この「3505-8110」リテーナーが一つ入っております。)
N2510-6VOCとリテーナー「3505-8110」の組合せ
例2-3:Amphenol ICC (FCI) 社
71918-110LF 71922-110LF
例2-4:日本航空電子(JAE)
PS-10PE-D4LT2-M1AE(写真、ライトアングルタイプ)、あるいは、PS-10PE-D4T2-M1AE(ストレートタイプ)
上記の製品に限らず、2.54mmピッチ、2列、10ピンのものであれば、 多くのものをお使いいただくことができます。
なお、maxon製エンコーダに取り付けられているコネクタは、コネクタの生産終了などの理由で将来的に変更される可能性があります。
(TAKA)